旅に出たい人が書いたぶろぐ(仮)

元添乗員の「おこめ」が語ります。

岡城へ行こう(大分県竹田市)大手門までの道のり

岡城はご存じでしょうか?

日本100名城の一つの城で、

トリップアドバイザー2018では

姫路城、二条城、松山城松本城に続いて

なんと5位にランクインした城なのです!!

 

www.tripadvisor.jp

 

城跡のなかで最も順位が高かったのは、

5 位の『岡城阯』(大分県竹田市)でした。

『岡城阯』は 18 位だった昨年に比べ 13 位もランクアップ。

現在は石垣を残すのみですが、

滝廉太郎『荒城の月』のモデルとなった城として知られ、

「歌の通り、月とのコントラストが最高です。」

といった口コミも見られました。

 「トリップアドバイザーより」

 

 なぜ岡城がランクインされたのかはわかりませんが

岡城へ行くなら、少しでいいので下調べしてください。

でないと

「石垣が多いね」「景色がいいね」で終わってしまいます。

山城なので、景色はいいですが

どうせ行くなら少しでも楽しんでもらいたので

この記事が有意義なものになると嬉しいです。

 

 

 【目次】

 

 

岡城の歴史

 

岡城は文治元年(1185)緒方惟義(おがた これよし)が

源頼朝に追われた源義経を迎えるために築城したのが始まりと

言われています。

その後文禄3年(1594)中川秀成(なかがわ ひでしげ)が移封され

入城後3年がかりで大規模な修築を施しました。

この時石垣普請に山岸金右衛門などが携わりました。

中川氏により総石垣の城郭へと改修された岡城は

断崖絶壁上を石垣で取り囲み

その上に塀や櫓などの建物が立ち並ぶ大城郭となりました。

 

見どころ(駐車場~大手門まで)

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距離で言えばわずかです。

しかしそんなわずかな距離でも見どころはあります。

 

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後ろは桜の木です。

桜の季節はおススメです。

 

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この石垣の高さ。

とても攻めきれる気がしません。

こういった場所は、実際に自分は攻める側になったことを

想像してみると、

いつもとまた違った楽しみができますよ。

 

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見上げると、そこは大手門。

本当に「難攻不落」という言葉に納得です。

 

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大手門跡。

左の凹部分に柱を通し、櫓がありました。

 

 

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石垣だけでは大きさはなかなか想像できませんが

復元図を見ると厳重な門であったことがよくわかります。

 

ここ大手門には侍番がおかれ

城内への出入りには、かなりの注意が払われていました。

 

文禄3年、中川氏の入封後

かつての大手門はここよりも東側に設けられていましたが

慶長17年(1612)にここ岡城に立ち寄った

築城の名手、藤堂高虎の助言により

現在の場所に替えられたと伝えられています。

 

100名城スタンプ&御城印

 

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スタンプの石垣は、岡城と言えばここ!!というくらい

岡城を代表する石垣です。

 

私が登城した2018年はまだ御城印がありませんでした。

なのでまだ手元にはないんです。

いつかまた行きたいんですけどね。

 

 スタンプも御城印も駐車場の観覧料徴収所でいただけます。

その際に城内のマップを頂けるのですが

これ、巻物になっています。

面白くていいのですが、これを見ながらの見学は

ちょっと邪魔になってしまいます。

なのであらかじめ公式HPからマップを印刷して

持参することをお勧めします。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

みなさんの岡城への登城が少しでも楽くなる

お手伝いができたら、と思います。

 

 

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